動物看護師の仕事とは?
獣医の補佐をすることが主な仕事です。この他にも入院しているペットを散歩に連れ出したり、病院内の清掃、飼い主の心のケアであったり悩み相談を受けたりするのも看護師の役目です。また場合によっては飼い主に食事のアドバイスを行ったり、日常生活のアドバイザーになる事もあります。
動物だけではなく人と接するのが好き、一緒に悩みを解消してあげたいという気持ちを持つ人におすすめな職業です。
動物看護師になる方法
動物看護士には国家資格や公的資格などは存在しません。一般的には動物看護師のための専門学校を出て、認定動物看護師の資格を取るのが、確実に動物看護士になれるルートになります。
今大学進学か専門進学かで悩んでいる方や、必ず動物看護師になって一生働くという強い想いがある方には専門学校進学がおすすめです。
ですが現在、認定動物看護師の資格さえあれば働ける動物病院は多く存在しているので、転職で昔から夢だった動物看護師をやってみたい場合や、学校へ行くお金はないけど動物病院で働きたいという方は、資格取得を目指す事をおすすめします。
動物看護師に向いている人
動物看護師の仕事は以下の人に向いています。
1. 動物が好き
動物看護師である以上、動物が好きであったり、少なくとも興味を持っていないと仕事はできません。なぜなら動物と接するのは想像以上に難しい仕事だからです。動物は人間の気持ちを読み取るのが得意なので、自分に好意を持っていない人も判断することができます。
また動物病院では、しつけがされていなくて人間に対抗心を持っている動物をみることもあります。そのため動物に愛情がないと続けるのが辛い仕事でもあります。
1. 飼い主の気持ちに寄り添える
むしろ看護師は飼い主と接する機会の方が多いと言えます。
また飼い主の中には先生には聞きづらいけど、看護師だったら聞けるという人もいます。そうした人にもしっかりと向き合える人に動物看護師はおすすめです。
1. 補佐に徹することができる
動物看護師はあくまで獣医の補佐役です。できるのは先生に指示された事のみとなり、独断で何かをするというのは滅多にありません。自分が指示を出して動物を助けたいという思いがある人には、合わない可能性がある仕事です。